「レタスの芯は食べない」という人が多いと思います。
しかし、それはもったいないです。
実はレタスの芯は栄養の宝庫であることがわかっています。
この記事では、レタスの芯に特に多く含まれる栄養素と芯の食べ方について解説します。
レタスの芯に栄養が集まる理由
レタスの芯に栄養が多いのは、芯を土にくっつけた状態で植わっているからです。
そのため、土壌の栄養成分をたくさん吸収できるので、芯部分は、葉よりも養分が多いです。
芯も一緒に食べることで、栄養を効率よく取れます。
レタスの芯に含まれる栄養素
レタスには、βカロテン、カリウム、食物繊維、カルシウム、ビタミンCが含まれています。
上で述べたように土壌からの栄養素を吸収できる芯部分は、栄養素がぎゅっと凝縮されています。
ちなみにキャベツの場合は、芯にカルシウム、カリウム、リン、マグネシウムが葉の2倍含まれているそうです。
参照:[キャベツの栄養]葉以上に栄養がある芯!切り方や食べ方は?
キャベツと同じ根菜植物であるレタスも、同じような効果が期待できます。
レタスの芯と農薬
レタスの芯を食べるときに心配なのは、農薬です。
畑にいるときは土壌と接触しているので、土壌に撒いた農薬を直に吸い上げてしまいます。
ただ、最近の野菜は農薬をできるだけ少なくしているので、それほど神経質になる必要はないと思います。
もし心配なら、下茹でしてから食べるようにしてください。
レタスの芯のおいしい食べ方
レタスの芯は硬いので生で食べることはおすすめしません。
炒め料理に、レタスの芯も一緒に加えるとおいしく召し上がれます。
農薬が気になる場合は、事前に下茹でしておきましょう。
レタスの芯の選び方
レタスの芯は、スーパーで新鮮なレタスを選ぶときにも役立ちます。
芯の切り口が白くてみずみずしいもの、10円玉くらいの大きさを選びましょう。切り口が赤いものは、鮮度が低下しているので避けましょう。
次に、芯の高さが低いもの。芯が高いと成長しすぎているため、苦みが強くておいしくないです。
まとめ
レタスの芯は葉部分よりも栄養豊富なので、捨てずに食べましょうというお話でした。
ただし、生では食べるには硬すぎるので、メインの食材と一緒に料理するのがおすすめ。農薬が気になる場合は、下茹でして食べるといいです。
早速、レタスの芯を味わってみてくださいね。
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