先日、一週間冷蔵庫に放置したきゅうりを食べようとしたら、断面に白いものが...
おまけに、中が空洞になっていました。
幸い、問題の箇所は先端部分だけだったので、そこを取り除いて生のまま食べましたが、少し苦くなっていました。
断面が白くて穴の開いたきゅうり!はたして食べて大丈夫だったのか、早速調べてみました。
きゅうりの中が白い原因
きゅうりを切った断面が白くなる理由は、乾燥です。
きゅうりは97%が水分であり、鮮やかな黄緑色も水分によるものです。
しかし、買ってから長く放置すると、水分が抜け色を失った結果、白くなるわけです。
つまり、日の経ったきゅうりの中が白いのは、乾燥して水分が抜けてしまったからです。
きゅうりの中が空洞の原因
白くなったきゅうりは、中が空洞のように穴が開くことがあります。これも水分が抜けることが原因です。
先述のように、きゅうりの中身は97%が水分なので、水がなくなるということは中が空っぽになる、つまり、空洞のようになるのです。
空洞現象は、発育環境が原因で起こる場合もあります。
具体的には、土の乾燥やホウ素不足が原因です。特に、水やりが足りないと乾燥し、空洞現象に発展します。
中の白いきゅうりは食べても大丈夫?
中が白い、あるいは、穴の開いたきゅうりは、食べても大丈夫です。
水分不足が原因でカビや悪い菌がいるわけではないので、食べても害はありません。
ただし、通常のきゅうりのようなみずみずしい食感はなく、味も苦いです。
おいしいきゅうりを食べたい場合は、できるだけ買ってすぐに食べることをおすすめします。
腐ったきゅうりの見分け方!
きゅうりが腐るとは、中がヌルヌルして白い液体が出てくる場合です。
買ってから長期間放置し腐ってしまった場合は、食べると危険なのですぐに捨ててください。
基本的に、買ったばかりのきゅうりは腐っていることはありません。
最初から腐っているきゅうりは、店頭に並ぶ前に破棄されるので、心配ありません。
きゅうりを長持ちさせる保存方法
きゅうりを腐らせたり、乾燥させたりしないためには、できるだけ早く食べることが一番です。
そうは言っても、食べる機会がなく、ついつい冷蔵庫に放置してしまうこともあるでしょう。
そこで、しばらく食べないきゅうりを長持ちさせる保存方法を紹介します。
それは、
- キッチンペーパーで包み
- ビニール袋に入れる
ことです。
キッチンペーパーがきゅうりの水気を吸い取ってくれるので、湿気による傷みを防いでくれます。
ビニール袋は、きゅうりの水分が抜けるのを阻止します。つまり、白くなったり空洞化するのを防ぐわけです。
とても簡単なので、ぜひ試してみてください。
まとめ
今回は、
- きゅうりの中が白くなる理由
- きゅうりの断面に穴が開く理由
- 食べても大丈夫か?
- 長持ちさせる保存方法
についてのお話でした。
きゅうりの中が白くなっても食べることはできますが、味は落ちるので、できるだけ早く食べることをおすすめします。
食べきれない場合は、キッチンペーパーとビニールを使い、長持ちさせる保存方法を守りましょう。
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