私はハンバーグを食べると決まって消化不良を起こします。
具体的には以下の症状で夜も眠れなくなるほど苦しみます。
・お腹の張り
・激しい疲労
・胃もたれ(翌朝にも残る)
なぜだろうと気になってネット検索してみたところ、どうやら私の他にも同じような症状を訴えている人がいるようです。
詳しく調べた結果、ついに “真犯人” を突き止めました!
ハンバーグで消化不良起こす理由
ハンバーグの消化不良の原因は、ズバリ “ひき肉” にありました。
通常のスライス牛肉や豚肉では問題ないのに、
挽(ひき)肉にした途端、なぜ激しい消化不良を起こすのか?詳しく見ていきます。
ハンバーグの主原料 “ひき肉” の正体
ハンバーグに使われる挽(ひき)肉で消化不良を起こす理由は、脂です。
スーパーで売られている挽肉には、脂の多いバラ肉がたっぷり使われています。加えて、カサを増すために、後から脂を添加することもあるんだとか。
これでは、消化が悪いのも当然です。
これはハンバーグに限った話ではなく、餃子や焼売など脂の多い挽肉を使った料理であれば、同じようなことが起こり得ます。私は今まで、脂の多い焼き餃子ならともかく、なぜ水餃子しか食べてないのに苦しい症状に苛まれるのか謎でしたが、これも豚ひき肉にふんだんに使用される豚脂が原因だったのです。
もちろん、挽肉の原料であるばら肉も消化不良の原因になります。私の場合、牛丼屋の豚丼や牛丼を食べた後も、ハンバーグや餃子と同様の症状に見舞われます。
牛や豚の脂は油脂の中でも特に質が悪く、通常の植物油脂よりずっと消化に悪いので、特に胃腸虚弱の方は、バラ肉や挽肉(牛・豚)を使った料理は避けるほうが無難です。
挽肉の酸化
スーパーの挽肉のさらに質の悪いところは、酸化が進んでしまっていることです。
挽肉は細かくするので酸化の進みが早くなります。スーパーで売られている挽肉は、挽いた後かなりの時間が経過しており、さらに食べるまで1日近くかかれば、どれだけ酷い状態になるかは一目瞭然です。
普通の植物油でさえ、時間の経った揚げ物など酸化した油は非常に消化が悪いです。それが、ただでさえ質の悪い牛・豚脂が酸化してしまったわけですから、体がダメージを受けるのも当然なのです。
その他・・乳糖不耐症
挽肉以外の原因としては、牛乳も考えられます。
ハンバーグにはつなぎとして牛乳を加えますが、乳糖不耐症の人は消化不良を起こす可能性があります。
牛乳を飲んでお腹を壊した経験のある人は、挽肉と牛乳でダブルパンチを食らうので要注意です。
ハンバーグで消化不良を起こさなくする方法
脂質の少ない挽肉を選べば、ハンバーグを食べても消化不良を起こさなくなります。ここでは、消化に良い挽肉の選び方を見ていきます。
自宅で肉を挽く
牛・豚挽肉を使ってハンバーグを作りたいなら、でき上がった挽肉を買うのではなく、赤みの肉を自宅で挽くのが一番。
フードプロセッサーを使えば、自宅でも簡単に挽肉を作れます。
脂の酸化を防ぐために、ハンバーグを焼く直前に挽くようにするとなおよいです。
鶏ひき肉を使う
同じ挽肉でも、鶏挽肉なら脂がほとんどないので安心です。
私も鶏挽肉で消化不良を起こしたことはありません。
少し物足りなくてもいいなら、一番手っ取り早くおすすめです。
牛乳を使わない
牛乳が合わない人は、挽肉だけでなく、牛乳にも注意が必要です。
ハンバーグは牛乳を一切使わなくても作ることは可能なので、余分な材料は入れないようにしましょう。
まとめ
ハンバーグは切ると脂汁がジュージュー出てきますが、それが消化不良の主要因でした。
いつも消化不良を起こすけどハンバーグを食べたい方は、自宅で肉を挽いて作りましょう。
フードプロセッサーで簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。