賞味期限切れの切れたケーキを間違って食べてしまったけど大丈夫?
今回は、賞味期限切れケーキの安全性と食べたときに起こり得るハプニングについて解説します。
1週間置いたケーキを食べると?
私はバイト先で1週間前に購入されたケーキ(それも生クリームのケーキ)を食べたことあります。結論から言うと、特に異変は起こりませんでした。冷蔵庫で保管されていたということもあるでしょう。
しかし、せいぜい2日前後しか持たないケーキを1週間も置いて食べるのは、非常に危険なことだと後で知りました。
賞味期限切れのケーキの危険性
ケーキに潜む危険な菌は次の2つがあります。
・黄色ブドウ球菌:激しい吐き気・嘔吐・下痢・腹痛など。
・サルモネラ菌:吐き気・腹痛(下腹部)・38℃前後の発熱・下痢など。 最悪死に至ることも
ケーキの材料である、生クリームと卵が食中毒の原因です。生クリームには黄色ブドウ球菌、卵にはサルモネラ菌がいて、日が経つほどこれらの菌が繁殖してしまうのです。
期限切れでも冷蔵庫で保管すれば大丈夫?
ケーキを常温保管するのは論外としても、冷蔵庫に入れておけばいくらでも持つのでしょうか?答えは、No!常温よりマシなのは確かですが、冷蔵庫程度の温度では、残念ながら菌の増殖を防ぐことはできません。
仮に冷やすことで菌の増殖を停止させるには、次の温度以下で保存する必要があります。
つまり、安全に長期保管する唯一の手段は、冷凍です。
もしケーキを冷凍保管する際は、必ずフルーツを取り除きましょう。フルーツも一緒に冷凍すると、ケーキが崩れて食べられなくてなってしまうからです。
また、保存ケースに移して保管することも大切です。
まとめ
ケーキには黄色ブドウ球菌とサルモネラ菌が付着しており、日数の経過したケーキを食べれば、食中毒を起こす危険があります。特に抵抗力のないお年寄りやお子様は要注意です。
安全のためにも、表示された賞味期限切れを守ることが大切です。
どうしても期限内に食べられないのであれば、冷凍してください。冷凍すれば菌の増殖は停止するので安全です。
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