この記事をご覧になっているということは、エアーポッズがiOS端末だけじゃなくAndroidでも使えるという噂を聞いたことがあるのではないでしょうか?
結論から言ってしまうとアンドロイドでもエアーポッズを接続してBluetoothイヤホンとして使うことが可能です。ですが、全ての機能をiPhoneなどのiOS端末とまったく同じように使えるかというと残念ながらそれは難しいようです。
ここではエアーポッズをアンドロイド端末で使う方法や、iOS端末で使う場合との違いについてご紹介しています!
エアーポッズとアンドロイド端末の設定方法
最初にAndroid端末とエアーポッズをペアリングします。
まず接続したいアンドロイド端末をエアーポッズケースの近くに置き、エアーポッズ本体がしまってある状態で充電ケースの蓋を開いたまま裏側のボタンを3秒くらい押したままにすると透明のランプがゆっくり点滅します。これでペアリングモードになっているので、この状態でアンドロイド側の設定をします。
これで接続は完了です。簡単でしたね(笑)
エアーポッズをiOS端末で使う場合との違い
ペアリングすることでエアーポッズの持つ機能の多くをアンドロイド端末でも使うことができるわけですが、中には使えない機能もいくつかあります。
- エアーポッズ着脱時の自動停止/再生機能
- エアーポッズダブルタップ時の動作設定の変更
- Siriの呼び出し機能
- 電池の残量確認
基本的には上記機能を使うことができません。順番に見ていきましょう。
1.エアーポッズ着脱時の自動停止/再生機能
iOS端末で使用している場合、
- 耳に付けたエアーポッズを片方外す⇒音楽(音声)が一時停止⇒再び耳につけると自動再生
- 耳に付けたエアーポッズを両方外す⇒音楽(音声)が停止
という機能がありますが、アンドロイドの場合この機能が有効にならないため、エアーポッズを外しても音楽(音声)は自動では停止しません。
2.エアーポッズダブルタップ時の動作設定の変更
iOSとペアリングして使っている場合、使用中にエアーポッズをダブルタップしたときの動作を
- Siriの起動
- 再生/一時停止
- 次のトラック
- 前のトラック
- オフ
の中から選択して左右それぞれ割り当てることができるんですが、アンドロイドではこれができません。
アンドロイドの場合は左右どちらをダブルタップしても「再生/一時停止」というのがデフォルトの設定となっており、これを変更することはできないようです。
3.Siriの呼び出し機能
これについては単純な話で、Android端末にはSiriが搭載されていないので当然呼び出すことはできません。
4.電池の残量確認
iOSの場合は充電ケースの蓋を開いた状態でデバイス(ここではiPhone)に近づけるとこのようにバッテリー残量を表示してくれますが、アンドロイドの場合はエアーポッズのバッテリー残量をチェックすることがデフォルトではできません。
個人的には1と4の機能がないのは若干不便かな?とは思いますけど、必須かといわれれば使う環境や状況によっては特に問題ない気がします。
ただ、実はアンドロイドユーザーが少しでも便利にエアーポッズを使うためのアプリっていうのがあるんです(-_☆)キラン
エアーポッズ×Androidを便利にするアプリ
AirpodsForGA
AirpodsForGAというアプリを使うことで、エアーポッズをダブルタップでGoogleアシスタントを起動して音声コマンドを使うことができちゃいます!
iPhoneでSiriを使うのと同じような感覚で使えるみたいなので、普段からGoogleアシスタントを利用する方は入れてみると良さそうですね。
AirBattery
AirBatteryはアンドロイド端末の画面上にiPhoneと同じようにバッテリー残量を表示してくれるアプリです。こちらは無料版と有料版があり無料版だと広告が入りますが、有料版にすると広告が消えるうえ通知欄にもバッテリー残量が表示されるようになります。
普段からイヤホンを長時間使うことの多い人はバッテリー残量も気になるでしょうから、このアプリはぜひ入れておきたいところですね。
これらのアプリを使うことでアンドロイド端末でもデフォルトより便利にエアーポッズを使えるようになるでしょう♪
エアーポッズめっちゃ気になるけどそのためにアンドロイドからiPhoneに乗り換えるのもな~(笑)と思っている方でも、端末そのままでエアーポッズ使えるよ!という情報でした(・∀・)b
最後に身も蓋もないことを言ってしまうと、最近はリーズナブルなワイヤレスイヤホンもたくさんあるので、アンドロイドユーザーがあえてエアーポッズを選ぶ必要もないのでは?という気も個人的にはしていますが(爆)