いまさら聞けないPSO2の基本|オラクル船団とは?1000年前の戦いの軌跡を辿る

『ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス(NGS)』の物語が進むなか、作中でたびたび言及される「1000年前の戦い」。その中心にいたのが、数多の生命を乗せて銀河を旅した「オラクル船団」です。

かつてアークスたちが駆け抜けた、あの壮大な銀河の拠点はどのような歴史を歩んだのか。その誕生から終焉、そしてNGSへと繋がる魂の軌跡を振り返ります。


目次

オラクル船団の正体:銀河を漂流する「ゆりかご」

オラクル船団とは、単なる軍事組織の拠点ではありません。巨大なマザーシップ」を中心に、数千から数万隻もの「居住艦(シップ)」で構成された超巨大な移動型宇宙都市群です。

  • 居住と戦闘の分離: 一般市民が生活を営むショップエリアや居住区を持つ一方で、アークスが任務に赴くためのキャンプシップや戦艦も配備されていました。
  • フォトンの恩恵: 船団の全機能は「フォトン」によって維持されており、その管理は全知存在(シオン)と、彼女と一体化したマザーシップによって行われていました。

誕生の裏側:フォトナーたちの過ちと「シオン」

オラクルの歴史を遡ると、かつて高度な文明を築いた「フォトナー」という種族に行き着きます。

彼らは宇宙の真理を知る知性体「シオン」と出会い、その模倣を試みました。しかし、その過程で負の感情やフォトンの残滓から生まれたのが、全宇宙の敵「【深遠なる闇】」です。フォトナーたちはこの脅威に対抗するため、またシオンを守りながら宇宙を観測し続けるために、オラクル船団を創設しました。

ポイント: アークス(ARKS)という名称は、もともと「Artificial Relict Keepers Subspecies(人工遺物保持亜種)」の略称であり、対ダーカー兵器として生み出された存在でした。

1000年にわたる「新光歴」の戦い

オラクル船団の歴史は、ダーカーおよび「ダークファルス」との果てしない消耗戦の歴史でもあります。

  • 10年前の悲劇: オラクル船団を震撼させた「【若人】(アプレンティス)」による襲撃。この事件で多くの英雄が失われ、二代目クラリスクレイス(マトイ)の運命が大きく狂い始めます。
  • ダークファルス復活の連鎖: 【巨躯】(エルダー)、【敗者】(ルーサー)、【双子】(ダブル)……。次々と目覚めるダークファルスたちによって、船団は幾度も崩壊の危機に瀕しました。
  • 内乱と変革: 狂気へと走ったフォトナーの生き残り・ルーサーによるマザーシップ乗っ取りを経て、船団は管理される存在から、自らの意志で歩む組織へと脱皮しました。

歴史の特異点:原初にして最後のアークス「守護輝士」

オラクル船団の長い歴史の中で、たった一人で戦局を塗り替えた存在――それがプレイヤーであるあなた、「守護輝士(ガーディアン)」です。

  • 「原初のアークス」としての宿命 物語の終盤で明かされる衝撃の真実。プレイヤーは、10年前の「【若人】襲撃事件」よりも遥か昔、アークスの開祖ともいえる存在と深く関わっています。時空を超えて歴史の分岐点に立ち、絶望的な未来を書き換えてきたその姿は、まさにオラクルという船団そのものの運命を握る「鍵」でした。
  • 「最後のアークス」が意味するもの 「アークス(ARKS)」とは本来、ダーカーを殲滅するために造られた生体兵器としての側面を持っていました。しかし、プレイヤーが【深遠なる闇】との因縁を完全に断ち切ったことで、戦うための存在としてのアークスはその役割を終えます。 つまり、プレイヤーは「兵器としての歴史に終止符を打ち、自由な意志を持つ新人類としての道を切り拓いた最後の一人」となったのです。
  • シオンとシャオ、二人の全知存在に選ばれた者 マザーシップの意思決定を司る「シオン」、そしてその遺志を継いだ「シャオ」。歴代の全知存在が唯一無二の相棒として信頼を寄せたのが、守護輝士でした。彼らの演算をも超えるプレイヤーの「行動」と「絆」が、冷徹な設定に縛られていたオラクル船団を、血の通った温かい「家」へと変えていきました。

歴史を変えた二人:守護輝士とマトイ

オラクル船団の歴史が「戦いの記録」であるならば、プレイヤーとマトイの歩みは、冷たい宇宙のなかで育まれた「救済の記録」と言えます。

  • ふたりの「原初」が交差する場所 記憶を失った少女として出会ったマトイ。しかしその正体は、10年前に自分を犠牲にして世界を救おうとした「二代目クラリスクレイス」でした。過去と未来、ふたつの時間軸で「原初」の絆を持つふたりが再会したことで、絶望へ向かっていたオラクルの歴史は、初めて別の道を見出し始めます。
  • 「犠牲」を「希望」に変えた絆 かつてのオラクルでは、強大な悪を封じるために「誰かが犠牲になること」が当然とされてきました。マトイ自身もまた、全宇宙の負の感情を一人で引き受けようとしました。しかし、プレイヤーはそれを拒絶します。「誰も犠牲にしない」という無謀な願い、そしてマトイと交わした「一緒に帰る」という、たったひとつの約束。この絆があったからこそ、守護輝士は銀河を揺るがす奇跡を起こすことができたのです。
  • 歴史の最後を飾る、二人の笑顔 【深遠なる闇】との最終決戦を経て、アークスとしての戦いが終わったとき。オラクル船団という揺りかごの中で、最後に残ったのは戦士としての誇りではなく、一人の人間として手を取り合うふたりの姿でした。彼女の笑顔を守り抜いたことこそが、プレイヤーが「最後のアークス」として成し遂げた、最も偉大な功績かもしれません。

終焉と希望:銀河の旅が終わる時

エピソード6の終盤、ついに「【深遠なる闇】」との決着がつきます。1000年以上続いた「負の連鎖」を断ち切るため、守護輝士(主人公)と仲間たちは全力を尽くしました。

戦いの果てに、オラクル船団はその役割を終えます。ダーカーという脅威が消え去った宇宙で、彼らは「戦うための民」ではなく、「生きるための民」として新たな一歩を踏み出したのです。

NGS(ハルファ)への繋がり

『NGS』の舞台である惑星ハルファは、このオラクル船団の戦いから約1000年後の世界です。

  • 失われた技術: NGSに登場する「アークス」や「フォトン」という概念は、間違いなくオラクル船団から受け継がれたものです。
  • ハルファの謎: なぜかつての高度な技術が失われているのか? オラクル船団の末裔たちはどこへ消えたのか? その答えは、オラクルの歴史を知ることでより深く考察できるようになります。

オラクルは「絆」の象徴だった オラクル船団の歴史を振り返ることは、かつて私たちが共に戦い、泣き、笑った仲間たちの足跡を辿ることでもあります。1000年経っても色褪せないその輝きは、今もハルファの空を見上げるアークスたちの胸に刻まれているはずです。

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